愛知県で犬や猫を飼うならペットショップではなく譲渡会・里親探しがおすすめ

愛知県には名古屋市を筆頭に、約600店舗のペットショップやペット関連業者が存在します。

一方で、年間2669匹の犬や猫が保健所に持ち込まれ、年間1603匹の命が人間の手によって殺処分されています。

ペットショップに並べるため、ブリーダーによって強制的に繁殖させられる命の傍、心ない人によって物同然に捨てられる命があるという事を知って下さい。

その上で、ペットをどういう経緯で家族に迎え入れるか考えて下さい。

愛知県のペットショップまとめ

愛知県の動物愛護に関する取り組み

名古屋市と中部地方最大の都市を抱える愛知県では、犬猫の引き取り数も非常に多いのが現状です。しかし、可能な限り殺処分は行わないという信念のもと、センター職員一丸となって、様々な啓発活動に取り組んでいます。

犬はトレーニングを実施して譲渡されやすくする

愛知県動物愛護センターに引き取られる犬は野良犬の数も多いそうです。野良犬は人に慣れていなかったり攻撃性があるなど、どうしても譲渡されにくい。結果、優先的に殺処分されるケースも少なくありません。

しかし、愛知県動物愛護センターでは、こういった譲渡が困難な犬に対してトレーニングを行い、少しでも譲渡されるように取り組んでいます。職員の数も限られているため全ての犬ではありませんが、野良犬にも幸せになる権利はあるという信念が感じられます。

名古屋市ではTNR活動の助成金も実施

猫の引き取り数が8割を超え、特に子猫が多い名古屋市動物愛護センターでは、TNR活動（Trap：捕獲・Neuter：不妊去勢手術・Return：元の場所に戻す）を推進。TNR活動で必要になる不妊去勢手術の費用を、助成金として補助する制度も行っています。

動物愛護フェスティバルの開催

毎年9月の動物愛護週間に合わせて、愛知県では動物愛護フェスティバルを開催しています。インベと内容は、犬とのふれあい教室、ペットなんでも相談、スタンプラリーなど。もちろん、愛犬との同伴参加もOKです。ちなみに、2016年は豊田市動物愛護センターで行われましたよ。

画像：豊田のきときと地蔵のブログ『 書けば書くほど 』

愛知県で1年間に殺処分される犬猫の数

引き取り数に対して、殺処分される数で割り出される殺処分率では、全国でも低い水準の愛知県。しかし、ペットショップも数多く存在し、犬や猫を飼いたい人も多い。つまり、潜在的な里親の数も多いという事が考えられます。譲渡数を増やし殺処分ゼロを達成するには、ペットショップではなく動物愛護センターやボランティア団体から譲り受ける。これからは、こういった普及啓発運動にもっと力を入れるべきでしょう。

参照元：犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況（環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 平成26年度資料）

愛知県で譲渡会・里親探しを行っているボランティア団体

動物愛護ボランティア団体では、殺処分前の犬や猫を救出して、保護する活動を行っています。また、保護した犬や猫は譲渡会を通じて、新しい里親に引渡しが行われます。殺処分を無くすためにも、ペットショップへ行く前に譲渡会に足を運んで下さい。

NPO法人 ファミーユ

NPO法人 えんねこ

NPO法人 野良犬の命

おおぶ地域ねこの会

Cat paw club（キャットパウクラブ）

花の木シェルター

あなたのシェアが愛知県の殺処分ゼロにつながります

ペットショップハックは、インターネットを使って犬や猫の殺処分ゼロを目指しています。「ペットショップ　愛知県」という検索キーワードでこのページが上位に表示されると、ペットショップではなく、保護犬・保護猫の譲渡会へ行く人が増えます。そして、譲渡される犬や猫が増えれば、動物愛護ボランティア団体は、より多くの犬や猫を殺処分から救うことができます！

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