埼玉県で犬や猫を飼うならペットショップではなく譲渡会・里親探しがおすすめ

首都圏に属する埼玉県は、全国で唯一の内陸県の政令指定都市。自然豊かな秩父山地を有しながら、人口密度は全国4位と都心のベッドタウンでもあります。

人が多いということは、共に暮らす犬や猫も多いということ。ペット業者も多く、残酷な繁殖と生体販売が日々行われています。

埼玉県のペットショップ（ペット関連業者）

埼玉県の動物愛護

埼玉県には、全国的にみても多い全18ヶ所の動物愛護センターと保健所があります。つまり、それだけペットを捨てる人が多いということ。しかし、少しでも殺処分を減らそうと、県では様々な動物愛護活動が行われています。

どうぶつふれあい教室

幼稚園や保育園にて、保健所の職員が動物に関する話をしたり、実際に動物とふれあったりする機会が設けられています。

どうぶつ愛護教室

小中高生から成人までを対象に、動物の適切な飼育方法や動物愛護の啓発が行われています。

動物愛護フェスティバル

毎年9月20日 ～ 26日の動物愛護週間には、動物愛護に関するフェスティバルを開催。また、11月14日の県民の日には動物指導センターを公開し、様々な啓発活動を行っています。

アニマルセラピーを推奨

AAA活動（Aimal assisted activity / 動物介在活動）の一環として、埼玉県では社会福祉施設や老人保健施設などを対象に、認定を受けたボランティア犬によるアニマルセラピーが行われています。施設入居者が動物とふれあうことでQOL（生活の質）の向上が期待されています。

佐々木おさむ議員の愛護活動

埼玉県三郷市の佐々木おさむ市議会議員は、保護活動やTNRをライフワークにするとほど動物愛護活動に積極的な人物。犬猫の殺処分ゼロは市議会議員になるきっかけの1つでもあるそうです。

そんな佐々木議員を主軸とし、埼玉県三郷市では8週令規制（努力義務）条項の入ったパブリックコメント（意見公募手続）を開始。

保健所や動物愛護センターが無い小さな市が、大きな一歩のために歩み出しています。

（仮称）三郷市動物の愛護に関する条例（案）

埼玉県の犬猫殺処分について

これだけ動物愛護に力を入れているにも関わらず、埼玉県では年間800匹以上の犬や猫が殺処分されています。特に犬が殺処分される割合が高い傾向にあります。

引き取り数に対する返還数は悪くありませんが、譲渡される割合が全国的には低め。保健所はもっと譲渡会に力を入れるべきだということが言えるでしょう。

もし埼玉県にお住いで「犬を飼いたい」と思ったら方は、ぜひ譲渡会へ足を運んでみて下さい。

参照元：犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況（環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 平成26年度資料）

埼玉県の動物愛護ボランティア団体

動物愛護ボランティア団体では、殺処分前の犬や猫を救出して、保護する活動を行っています。また、保護した犬や猫は譲渡会を通じて、新しい里親に引渡しが行われます。殺処分を無くすためにも、ペットショップへ行く前に譲渡会に足を運んで下さい。

一般社団法人 アニマルエイド

NPO法人 アニマル・サポート・メイト

NPO法人 Wonderful Dogs

NPO法人 小鳥レスキュー会

動物の幸せを結ぶ会

不幸な犬猫をなくすネットワーク埼玉

新座犬猫里親会

ダンデライオン

ほごけん教育部

さいたま30ワンズ

Well Cat Home

ベスのいえ

HappyPaws（ハッピーポゥズ）

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ペットショップハックは、インターネットを使って犬や猫の殺処分ゼロを目指しています。「ペットショップ　埼玉県」という検索キーワードでこのページが上位に表示されると、ペットショップではなく、保護犬・保護猫の譲渡会へ行く人が増えます。そして、譲渡される犬や猫が増えれば、動物愛護ボランティア団体は、より多くの犬や猫を殺処分から救うことができます！

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