福島県で犬や猫を飼うならペットショップではなく譲渡会・里親探しがおすすめ

2011年3月11日に発生した東日本大震災で、大きな被害を受けた福島県。当時は、福島原発のメルトダウン（炉心溶融）によって立ち入り制限区域にもなりました。そのため、多くのペットや家畜が取り残され、被災動物の数も計り知れません。

そんな、一瞬にして多くの命が奪われた福島県内でも、ブリーダーによる残酷な命の生産（パピーミル）や、ペットショップによる生体販売が行われています。

福島県のペットショップ（ペット関連業者）

福島県の動物愛護

福島県の動物愛護ですが、東日本大震災を経験した地域として、ペットの防災が大きなテーマとなっています。

福島県動物愛護のつどい

動物愛護に関する講演会が行われる「福島県動物愛護のつどい」では、毎年テーマが決められており、平成28年度は「ペットの防災を考える」を議題に講演会が行われました。震災が起きた時、どうやってペットと避難すればいいか？避難場所でのペットとの過ごし方など、地震を意識したテーマが多くなっています。

伴侶動物（コンパニオンアニマル）

県内では少子高齢化が深刻化しており、犬や猫を中心としたペットが生活に欠かせない存在となっています。震災で愛犬や愛猫を失った高齢者が、ペットロスで容態が悪化する事例も多く、それらのペットを伴侶動物（コンパニオンアニマル）として、県全体が協力して、共存していくことを目標にしています。

福島県の犬猫殺処分について

東北地域で殺処分数が最多の福島県。そんな福島県が掲げる殺処分削減の目標は、平成30年度に「犬600匹以下・猫2,000匹以下」、平成35年度に「犬600匹以下・猫1,000匹以下」となっており、全国的に見ても自治体による改善の意識がかなり低いことが分かります。

しかし、その低い意識に反して、平成26年度の犬の殺処分数は年間329匹と大きく改善されています。これは、動物愛護団体・ボランティア団体の方々の日々の努力の成果といえるでしょう。ただ、猫の殺処分数が年間1,957匹と東北地方で最多となっており、猫の殺処分削減は今後の目標となっています。

参照元：犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況（環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 平成26年度資料）

※ペットショップハックでは飼い主の持ち込みをなくすため動物愛護センター（保健所）の詳細な住所や連絡は明記いたしません。

福島県の動物愛護ボランティア団体

動物愛護ボランティア団体では、殺処分前の犬や猫を救出して、保護する活動を行っています。また、保護した犬や猫は譲渡会を通じて、新しい里親に引渡しが行われます。殺処分を無くすためにも、ペットショップへ行く前に譲渡会に足を運んで下さい。

にゃんだガード

SORAアニマルシェルター

いわき「犬猫を捨てない」会

福島アダプトネットワーク

あなたのシェアが福島県の殺処分ゼロにつながります

ペットショップハックは、インターネットを使って犬や猫の殺処分ゼロを目指しています。「ペットショップ　福島県」という検索キーワードでこのページが上位に表示されると、ペットショップではなく、保護犬・保護猫の譲渡会へ行く人が増えます。そして、譲渡される犬や猫が増えれば、動物愛護ボランティア団体は、より多くの犬や猫を殺処分から救うことができます！

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