香川県で犬や猫を飼うならペットショップではなく譲渡会・里親探しがおすすめ

香川県は四国の北東部に位置する地域で、日本で最も面積が狭い都道府県です。そのため、地方にも関わらず人口密度は全国11位。

狭い場所に密集しているのは動物も同じです。県内に95店舗あるペットショップの大半は高松市に集中しています。

狭い街で、狭いゲージに押し込まれた犬や猫たち。ペットショップはそういった場所です。

私たちがペットショップで購入するということは、業者のこうした行為を助長しているということ。

これ以上を犠牲を繰り返さないためにも、ペットショップではなく保護施設から引き取りませんか？

香川県のペットショップまとめ

香川県の動物愛護に関する取り組み

香川県の動物愛護について調べはじめて、まず驚いたことが、これまで香川県には動物愛護センターという施設が存在しなかったこと。

動物愛護センターがないということは、県が動物愛護に関する取り組みを行っていないも同然です。

平成31年3月上旬に動物愛護センターがオープン

繰り返しになりますが、香川県には動物愛護センターという施設がありませんでした。その代わり、県内4ヶ所の保健所がその役割を担っている状態が長く続きました。

ただ、保健所は動物業務以外の役割もあるため、飼い主探しや譲渡という事業は全く念頭になかったのでしょう。

その結果が、2010年から犬の殺処分6年連続ワースト1位という事態を招きました。

世間が動物愛護へ舵をとる中、ついに香川県にも動物愛護センターを新設する方向となりました。

新しくできる動物愛護センターは、県と高松市が共同で公渕森林公園に設置運営、正式名称は「さぬき動物愛護センター」に決定。平成31年3月上旬オープン、犬60匹、猫30匹を収容する設備と、ドッグランと猫とのふれあいスペースも設けられます。

さぬき動物愛護センターでは殺処分を一切行わず、譲渡と啓発に特化した施設にするとのこと。各保健所から譲渡可能動物を引き出し、新たな飼い主を見つけることに注力する方針です。

これでやっと動物愛護に関する取り組みができるという感じでしょうか。

香川県で1年間に殺処分される犬猫の数

全国的に犬の殺処分が多い香川県ですが、動物愛護センターという施設が存在しなかった事だけが理由ではないようです。

香川県はもともと野良犬が多い地域で、引き取りった犬の多くは野良犬とのこと。おそらく、手に負えなくなったから、一番手っ取り早い殺処分を行い続けていたのでしょう。

引き取った犬の85％が殺処分となっているのは、そういった背景もあるのかもしれません。ただ、野良犬だからといって人に懐かないわけではありません。ちゃんと犬と向き合えば飼うことも十分可能です。

参照元：犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況（環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 平成26年度資料）

香川県で譲渡会・里親探しを行っているボランティア団体

動物愛護ボランティア団体では、殺処分前の犬や猫を救出して、保護する活動を行っています。また、保護した犬や猫は譲渡会を通じて、新しい里親に引渡しが行われます。殺処分を無くすためにも、ペットショップへ行く前に譲渡会に足を運んで下さい。

NPO法人 動物愛護かがわ

アニマルスマイル香川

ポスティング部

wak wak sun（ワクワクサン）

NPO法人 BONにゃん

ワンニャンピースマイル

スマイルドッグ

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ペットショップハックは、インターネットを使って犬や猫の殺処分ゼロを目指しています。「ペットショップ　香川県」という検索キーワードでこのページが上位に表示されると、ペットショップではなく、保護犬・保護猫の譲渡会へ行く人が増えます。そして、譲渡される犬や猫が増えれば、動物愛護ボランティア団体は、より多くの犬や猫を殺処分から救うことができます！

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