岡山県で犬や猫を飼うならペットショップではなく譲渡会・里親探しがおすすめ

岡山県は、降水量1mm未満の日数が全国最多で晴れの日が多いと言われている地域。豊かな水源と温暖な気候を生かした農業が盛んで、桃やブドウといった果樹が名産です。

また、瀬戸内海沿岸部では国際コンテナターミナル、鉄鋼、製鉄、石油、化学といった多くの工場あり、国内有数の工業地帯となっています。

農業や工業だけでなく商業施設も多い。なかでもペットショップは209店舗と、さまざまな子犬や子猫が販売されています。

しかしながら、岡山県では毎年多くの犬や猫が殺処分されていることをご存知ですが？ペットショップではなく、保健所やボランティアで里親になれば、こうした命が救われてます。

岡山県のペットショップまとめ

岡山県の動物愛護に関する取り組み

岡山県内には、岡山県動物愛護センター以外にも岡山市保健所と倉敷市保健所があり、動物愛護に関する様々な取り組みを行っています。

譲渡活動は岡山県動物愛護財団に委託

岡山県動物愛護センターでは、収容された犬や猫の譲渡活動を（公財）岡山県動物愛護財団に全面委託しています。

また、動物愛護週間に合わせて毎年行われる動物愛護フェスティバルでも、岡山県動物愛護財団が主催として加わっています。

動物愛護センター施設内に事務所を設置するなど、岡山県の動物愛護は岡山県動物愛護財団が行っているといっても過言ではありません。

参照：（公財）岡山県動物愛護財団

協力してくれるボランティアを率先して募集

岡山県動物愛護センターでは、収容された犬や猫たちが少しでも多く譲渡されるため、協力してくれるボランティアを率先して募集しています。

ボランティアは個人団体問わず、登録申請書の記入と面談、施設見学を行えば誰でも登録可能。そのため、県内には認定書を持つボンラティア団体が多数存在します。

「行政としてのプライドを捨てて」ではありませんが、殺処分ゼロに向けて、どうすればいいのか？を真剣に考えている印象です。

特別譲渡で本当の殺処分ゼロへ

交通事故などでケガをした犬や猫は、なかなか里親が決まりません。そのため、飼い主の募集をすることなく殺処分する保健所も少なくないのが現状。

しかし、岡山県動物愛護センターでは、ケガをした犬や猫を特別譲渡とし、積極的に飼い主を募集しています。

一般の譲渡よりも厳しい引き取り条件にはなっていますが、殺すためではなく、生かすための動物愛護センターといった意識が感じられます。

岡山県で1年間に殺処分される犬猫の数

岡山県動物愛護センターで1年間に殺処分される犬や猫は216匹。これは神奈川県に次いで2番目に少ない数値。また、殺処分数を譲渡数が上回った数少ない都道府県でもあります。

しかし、この数値はあくまで岡山県動物愛護センターの数値。これとは別に、岡山市保健所で年間144匹、倉敷市保健所では年間444匹が殺処分されています。つまり、岡山県内では年間804匹の犬や猫が殺処分されているということになります。

参照元：犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況（環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 平成26年度資料）

岡山県で譲渡会・里親探しを行っているボランティア団体

動物愛護ボランティア団体では、殺処分前の犬や猫を救出して、保護する活動を行っています。また、保護した犬や猫は譲渡会を通じて、新しい里親に引渡しが行われます。殺処分を無くすためにも、ペットショップへ行く前に譲渡会に足を運んで下さい。

公益財団法人 岡山県動物愛護財団

NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく

岡山動物愛護会

岡山より。不幸な犬猫をつくらない会

幸せの架橋 in 岡山

わんこレスキュー・岡山

あなたのシェアが岡山県の殺処分ゼロにつながります

ペットショップハックは、インターネットを使って犬や猫の殺処分ゼロを目指しています。「ペットショップ　岡山県」という検索キーワードでこのページが上位に表示されると、ペットショップではなく、保護犬・保護猫の譲渡会へ行く人が増えます。そして、譲渡される犬や猫が増えれば、動物愛護ボランティア団体は、より多くの犬や猫を殺処分から救うことができます！

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